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CRAFTSMANSHIP

ジョンストンズ オブ エルガンで働く、家族3代にわたる軌跡

マイク・マシソンにとって、繊維工業の光景や音は、母親がエルガン工場で働いていた幼少時代を思い出させるものです。あれから50年が経ち、マイクと彼の才能あふれる娘たちは、ジョンストンズ オブ エルガンの物語の一部となりました。一家の3代目であるキャリーとアジアも熟練したチームに参加しています。

マイクは勤続を重ねること44年、従業員の中では最長であり、ホーイック工場の開設や、エルガンでの洪水からの復興、ビジネス全体を通じたデザインやテクノロジーの革新など、その絶え間ない進歩を目の当たりにしてきました。自身の経歴を振り返り、思い残すことは何もないのだとマイクは言います。

「初期の思い出のひとつは、工場のあの匂いです」59歳のマイクは語ります。彼の79歳の母親マリーは、1960年代にエルガン工場で働いていました。「私が子どもの頃、母は撚糸部門で働いていました」彼は言います。撚糸は、染色、カーディング、紡績の後にくる紡績糸を撚(よ)る工程で、織りの工程に向けた準備のために行われます。

マイクは当初、カーディングの見習い技術者として働いていましたが、最近ではメンテナンスマネージャーとして多くの役割を担っています。「もし同じ時間を過ごすことができるならどうするか」という問いに対して、マイクは何一つ変えたりはしないと断言します。「何かを変えると、他のすべても変わってしまうと思うんです。波及効果ですね。私がジョンストンズで経験した最大の変化は、人事にあったと思います。エルガンには200人の従業員がいましたが、現在では700人を超えているんですよ」ジョンストンズ オブ エルガンで実施されている実習プログラムが、能力開発と人材確保の促進につながっているとマイクは話します。

マイクの30歳の長女キャリーは勤続15年。エルガン工場で染色を担当しています。「新しい色調を開発したり、カラーレシピを作ったり、色の開発を行っています」キャリーは説明します。「すでに7000以上の色がありますが、さらに多くの色を作り続けているんですよ」キャリーは染色工場での自身の役割を楽しんでいると言います。染色工場では、糸、繊維、布地を異なるサイズで染色します。繊細なカシミヤの繊維が本来の柔らかさと強さを維持できるよう「ばら毛染め」の手法を用い、毎週、約8トンもの繊維を染色しています。大量に染色する前には、わずか5グラムの小さな繊維サンプルを使って、等しく注意を払いながら染め上げ、色がどのように見えるか確認します。

キャリーの妹、23歳のアジアは、18カ月前にジョンストンズ オブ エルガンの仲間に加わり、合格品質水準(AQL)の検査官として働いています。「ここが製造過程の最終段階になります」アジアは言います。この工程では、細心の注意を払ってラベル付けに至るまでのあらゆるディテールをチェックしています。彼女もまた会社について熱く語り、ビジネスの中で時間をかけて成長していくことを願っているようでした。

マイクの娘たちは明るい未来を心待ちにしていますが、マイクはと言えば、オフの時間を楽しみにしているようです。退職を間近にひかえて、旅行やゴルフを始める計画をしています。その一方で、このような素晴らしいコミュニティ精神を持つ会社で働けることを嬉しくも感じています。「好きな仕事ができるのは素晴らしいことですね」彼は言います。

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