ジョンストンズ オブ エルガン|johnstons of elgin

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ヘアメイクアップアーティスト松田未来さんがジョンストンズ オブ エルガンに感じた心地良さの理由

ヘアメイクアップアーティスト松田未来さんがジョンストンズ オブ エルガンに感じた心地良さの理由

ジョンストンズと私 vol.03

ひとつ一つのことを丁寧に、そして何より自分らしくあることを大切にするヘアメイクアップアーティストの松田未来さん。明るく前向きな人柄、心地よさを感じる言葉遣いやセンス、そして素材や環境へのサスティナブルな意識まで、その等身大のスタイルが多くの人の心をとらえている。今回は、ブランドが持つ背景や品質へのこだわりとリンクする彼女の取り組みや、実際に触れることで感じたジョンストンズ オブ エルガンの魅力を伺いました。



肌に触れるものだからこそ素材へのこだわりを

肌に触れるものだからこそ素材へのこだわりを

「ジョンストンズ オブ エルガンのストールはふわりと軽く、羽織るだけであたたかさに包み込まれるイメージ。なにより上質なカシミヤの肌触りが本当に心地良いんですよね。カシミヤは時間の流れとともに風合いが増すため、共に歳を重ねていけるようなところも大好きです。ヘアメイクのお仕事はもちろんですが、プロデュースをしているコスメブランドやアパレル、ジュエリーでも、肌に直接触れる素材の品質はとても意識していて、良いものを使う分それなりのお値段はかかりますが、身に着けるものや手掛けるものには背景がしっかりある素材を選びたいと思っています。アイテムのストーリーを知ることは私自身の気分を上げることにも繋がるので、大事にしたいポイントなんです。また、コスメブランドのパッケージは、サトウキビを搾った後の葉や茎を再利用した「バガス」という非木材紙を使っています。当初は木材由来の通常の紙を使おうとも考えたのですが、森林伐採のことを考えると心が痛くなり……。アイテム自体も動物実験をしないと決めています。サスティナビリティについて考えるようになったきっかけは動物(猫)と暮らしていることもありますし、そういう意識を持った人が周りにたくさんいるからかもしれないですね。物を生み出して発信する立場にあるので、自身で出来る範囲ですが、環境を大切にした取り組みを実践するようにしています。」



オリジナルカラーを作り上げる難しさとプライド

オリジナルカラーを作り上げる難しさとプライド

「今回のコーディネートでは、私の中でジョンストンズ オブ エルガンといえば“これ”という赤のチェック柄(ロイヤルスチュワート)をセレクトしました。普段は、柄物を選ぶことがほとんどなくてシンプルなものが多いのですが、今年は”赤”がすごく気になっていて、ニットなどもアクセントとして挑戦したいなと思っています。ジョンストンズ オブ エルガンのカラーバリエーションは、一口にベージュと言っても絶妙な色合いが揃っていて、オリジナルの色が約6,500種類もあると初めて知ったときはさらに驚きました。私もプロデュースしている「rihka(リーカ)」というネイルポリッシュのカラーサンプルをチェックする時に、自分にしか分からないような細かい指示出しを繰り返したりと、たった一色を生み出すのにもすごく苦労するんです。けれど徹底するからこそ、最終的には絶対に誰にも真似のできないスペシャルな色が仕上がりますし、そのカラーを完成させることが私の自信にも繋がっていきます。色彩豊かなジョンストンズ オブ エルガンでも納得できるまで何度もチェックされているんだろうなと考えると、私と通じるところがあるなと感じます。その苦労が、唯一無二の存在を確立させるエッセンスになっているのではないでしょうか。」



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  • 「このストールにこのメイクはNGというルールはないので、自由にメイクを遊んでもらえたらいいなと思います。私は赤チェック柄のストールにオレンジのリップを合わせましたが、カラーマスカラを合わせたり、首元が華やかなので前髪を上げておでこを出すヘアスタイルにしても可愛い! 怖がらずにいろいろ挑戦してみてほしいです。あと、服で素材ミックスをするように、コーディネートとメイクの季節感をミックスするのも面白いかなと思います。”冬だからこのメイク”と縛られず、あえて外してみるのも楽しそうです。」

  • 「ネイルポリッシュ「rihka(リーカ)」の「カシミヤ」という色をセレクト    
  • 「ネイルポリッシュ「rihka(リーカ)」の「カシミヤ」という色をセレクト。初めて購入したカシミヤから着想を得て、グレージュのような色にしました。リーカのネイルたちには自分の好きな食べ物や花の名前を付けているのですが、「カシミヤ」は絶対入れよう! と構想していたほどカシミヤ好きなんです(笑)。」



PICK UP ITEMWA56 Woven Stole / Royal Stewart


ラフコーデを完成させる伝統的なチェック柄(WA56 Royal Stewart)

ラフコーデを完成させる伝統的なチェック柄

「カジュアルな印象になりやすいチェック柄は、上質な生地のものにこだわると失敗しにくいと思います。ジョンストンズ オブ エルガンのロイヤルスチュアワートだからこそ、今回のようなラフなコーディネートでも1点上品なアイテムを挿すことで洗練された仕上がりに。黒など締まるカラーのものを合わせることでストールのガーリーさを程よく抑えてくれます」

「スウェットのセットアップとスニーカーのラフな合わせに、シックな黒のミニバッグをプラス
  • 明るく真冬過ぎないメイクに。また、ストールはフリンジ部分が表に出すぎように収まりよくまとめ、すっきりと見せるのがベストバランスです。
  • スウェットのセットアップとスニーカーのラフな合わせに、シックな黒のミニバッグをプラス。アクセントになる赤チェック柄のストールは、ほっこりとかわいらしくなりすぎないように抜け感を出し、程よく大人っぽいコーディネートを意識しました。
    リップに強い色味を持ってくるとアンバランスで、逆にナチュラルにすると野暮ったく見えそうだったので、シアーよりモードなイメージのあるマットなビビッドオレンジを合わせることで、明るく真冬過ぎないメイクに。また、ストールはフリンジ部分が表に出すぎように収まりよくまとめ、すっきりと見せるのがベストバランスです。ハイトーンの髪と赤チェックの組み合わせもかわいいと思ったので、少しボサッとさせて程よい脱力感を演出しました。」



PICK UP ITEMWA56 Woven Stole / Charcoal


リラックスタイムにカシミヤ100%の充実感を(WA56 Charcoal )

リラックスタイムにカシミヤ100%の充実感を

「おうちでリラックスしている姿をイメージしたコーディネートにしました。部屋のインテリアにも馴染むようにストールはスタンダードな無地のデザインで。私の持っているルームウエアがアースカラーのものが多いためチャコールグレーを選びました。今の時期のリラックスタイムにこそ、ちょっと贅沢だけど大判のカシミヤストールに包まれることで充実度が格段に上がると思います。」

今年は特に「STAY HOME」でおうちにいる時間が長かったので、家にいる時の服装もこだわるようになりました。
  • ほんのり赤みのあるアイシャドウを使いじんわり血色感のあるメイクがこの雰囲気には可愛いと思いました
  • 「今年は特に「STAY HOME」でおうちにいる時間が長かったので、家にいる時の服装もこだわるようになりました。これまでパジャマは着てもルームウエアを着る機会がなかったのですが、今回のような上下ニットのコーディネートでさらりとカシミヤを羽織るゆったりしたスタイルがよりリラックス感を高めてくれそうです。メイクはおうちでリラックスしているナチュラルな雰囲気を出したかったので、ピンクベージュのリップに。また、ほんのり赤みのあるアイシャドウを使いじんわり血色感のあるメイクがこの雰囲気には可愛いと思いました。」

  • ヘアメイクアップアーティスト 松田未来
  • ヘアメイクアップアーティスト

    松田未来さん

    兵庫県出身。関西のサロンワークを経て、2016年から拠点を東京へ移し、ヘアメイクアップアーティストとしてのキャリアを本格的にスタート。ファッション誌やカタログ、広告で活躍する一方で、ファッションブランドとのコラボレーション、ラジオパーソナリティなどその活動は多岐にわたる。20年にコスメブランド「リーカ(RIHKA)」をローンチ。9月に初の書籍「私が私らしく生きる美学」(双葉社)を発売。

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    「価値観やフィーリング」を大切に、その時々の気分でHigh&Lowを楽しむ“INDEPENDENT GIRL”のためのブランニューなファッションメディア。国内外のファッションを多角的に紹介する〈FEATURE〉をはじめ、多彩なトピックスを日々更新中。

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Photo Yoko Tagawa Edit Hitomi Teraoka(PERK)

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