ジョンストンズ オブ エルガン|johnstons of elgin

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マフラー・ストールをどう巻く?プロに聞くおすすめの巻き方3選

マフラー・ストールをどう巻く? プロに聞くおすすめの巻き方3選

マフラーやストールは、巻き方ひとつで着こなしの印象や雰囲気がガラリと変わります。顔に近いので髪型やメイクにも影響するほどです。今回はファッションメディアで活躍中の人気スタイリストとセレクトショップのバイヤーに、ジョンストンズ オブ エルガンのおすすめの巻き方を教えていただきました。ぜひご参考にしてください。

  • スタイリスト
    四方 章敬さん

    1982年、京都府出身。スタイリスト武内正英氏に師事。2010年独立。ドレスファッションに精通し、ファッション誌やwebメディアなど広く展開。最近はブリティッシュメイドのオリジナルウエア監修など精力的に活動中。
  • ビームス ウィメンズバイヤー
    坂井 ひろかさん

    Demi-Luxe BEAMS / EFFE BEAMSのアクセサリー、雑貨のバイイングを担当。
  • ユナイテッドアローズ ウィメンズバイヤー
    大村 祥子さん

    ユナイテッドアローズ ウィメンズのバイイングを担当。様々なインポートや別注アイテムに携わる。

スタイリスト四方氏 × WA57 Woven Scarf
歩いても形崩れしない、ネクタイをイメージした巻き方

巻き方は基本的に自由でいいと思います。首にストールを一周させて、両端を垂らしながらも巻くのもいいのですが、風に吹かれたり、歩くたびに端が乱れるので、固定した巻き方がいいですよね。

そこで一周巻いた後に、さらにもう一回固結びをするのが良いかなと。この巻き方はネクタイをイメージしています。なので最後に形を整えるときも、ネクタイを締めた後、ディンプルを整えるように、あえてジャバラに折り込むようにます。ジョンストンズ オブ エルガンのストールはドレープが綺麗なので、その部分を活かすのが僕は好きですね。結び目は上にあげるようにキュッと絞り、他はフワッとして見えるようにできれば、雰囲気がキープできます

ビームス バイヤー坂井氏 × WA56 Woven Stole
大判タイプを素材を活かしてアウターのように大きく纏う使い方

大判ストールを使ってボリュームを出す巻き方です。ニットの上から肩にかけたり、ノーカラーのコートに羽織るのがおすすめです。巻き方はストールの一方が長くなるように首に一周巻きます。次に長い方の内側のヘリを取って、輪の中に入れます。最後に垂れた前面の布が綺麗なドレープ(ひだ)を作るように形を整える、これだけです。綺麗に見えるコツは巻く前にヘリが出ないようにすること。
面積が大きく出る巻き方なので、印象に残る色や柄でも綺麗です。また今回私が巻いたような無地なら、ドレープが素敵に作れます。濃いグレーも素敵ですが、こういう明るめのトーンは表情が明るく柔らかな印象に見えます。顔に近いアイテムだからこそ、手に取っていただいて、実際にお顔の近くで合わせていただくことが大切です。

ユナイテッドアローズ バイヤー大村氏 × WA56 Woven Stole
別注のストールで堅すぎずフワッとした表情を作る

首にひと巻きして、さらにもう一回固結びをする巻き方です。通常は左右に垂らした布を交差して穴を作り、そこにどちらか片方の先端を入れます。ただしこれだと、ボリューミーですし、少し堅い印象な気がします。そこで、固結びを作るときに片方の先端はどちらか一方の端(かど)だけつまむようにする。これだけでドレープが綺麗で、かつ面白い表情になります。色々なところからフリンジが出ているので堅すぎず、きちんとまとまり、同時にフワッと感も楽しめます。これは完全に私の独自巻きなので、特にこれといって巻き方の名称はないんですけど(笑)。フワッとさせつつ堅くなりすぎない、というのを意識しながら巻けば、きちんとまとまって見えますよ。

Photo Masahiro Yamamoto 
Text Hiroyuki Horikawa

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