ジョンストンズ オブ エルガン|johnstons of elgin

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四方章敬さん&寺田有希さんが明かす
「もらって嬉しいプレゼント」

いよいよ目前に迫るクリスマスシーズン。大切な人へのプレゼントをお探しの方に、ジョンストンズ オブ エルガンのカシミヤマフラーは自信をもっておすすめできるアイテムです。とはいえその多彩なコレクションゆえ、どれを選ぶべきか迷うこともあるはず。そこで、ファッション業界で活躍するスタイリスト四方さん&ベンチャー女優寺田さんに、“自分がプレゼントを贈られる立場なら、こんな一本が欲しい!”という視点で対談を行っていただきました。男性・女性双方向からの意見をぜひプレゼント選びの参考にしてみてください。

  • スタイリスト
    四方章敬さん

    「LEON」「MEN’S CLUB」「MEN’S EX」「THE RAKE JAPAN」など数多くの雑誌でファッション特集を手がけるほか、近年はスタイリストとしての経験を活かして洋服作りのディレクションも行う。BRITISH MADEではメンズのオリジナルコレクションを企画監修し、数多くのヒット作を輩出。

  • ベンチャー女優
    寺田有希さん

    芸能事務所のオーディションをきっかけにデビューし、ヤングジャンプ「制コレ05」でグランプリを受賞。「ホリエモンチャンネル」、ファッション業界では「B.R. CHANNEL」など人気動画の名物MCとしてお馴染み。書籍「対峙力」は1万8000部を突破。

マフラーは“新しい自分”を
発見させてくれるプレゼント

――今回の取材に先立って、四方さん、寺田さんに「自分がプレゼントを贈られる立場ならどんなものが嬉しいですか?」とご質問させていただいたところ、おふたりとも「マフラーは大いにアリ!」とのご回答でした。その理由をお聞かせいただけますか?

四方

僕、個人的にプレゼントは洋服以外が嬉しいんです。でも、マフラーとか手袋とかは例外なんですね。

寺田

いきなり難しいことを言いますね(笑)

四方

すみません(笑)。でも、ファッションが好きな男性は同じように思っている方、多いんじゃないかなぁ。服に関しては、デザイン・シルエット・ブランド・ディテールなど、細かい部分まで自分の好みが決まっているので、自分自身で選びたい。でもマフラーのようにアクセント的なアイテムなら、逆に自分では選ばなそうなもののほうが刺激的だったりするんです。“お、意外とコレも似合うじゃん!”みたいな。

寺田

あーなるほど、そういう経験なら私もあります。ちょっとレベルが高そうかなと思っていたものが、実はすごく便利に使えたり。新しい自分を発見させてくれるようなプレゼントって、とてもありがたいですよね。

四方

ですね。ちなみに寺田さんが“マフラーはアリ!”な理由はなんですか?

寺田

私はもともとファッションにうといほうで、仕事を通してお洒落の楽しさに目覚めていったタイプなので、マフラーってあんまり持っていなかったんです。それが最近になってようやく便利さがわかってきて。“手持ちのアウターにマフラーをプラスするだけで、こんなに印象が変わるんだ!”って驚きましたね。でもマフラーって洋服以上にたくさん色柄があるので、自分で選ぶとなると迷っちゃって。だから“君にはこれが似合うよ!”ってプレゼントしてもらえたらいいなと……そんな願望からです。

四方さんが解説する
“男女別・マフラー選びのポイント”

――寺田さんにとって“欲しいマフラーの条件”のようなものはありますか?

寺田

私は身長が小さいので、それをカバーしてくれるような色柄やサイズ感のマフラーがいいなとは思います。といっても、それがどんなものなのかはよくわからないんですが……四方さん、アドバイスお願いします!

四方

そうですね……明るめの色を選ぶと、目線が首元に集まって身長が高く見える効果が期待できると思います。あとは、あまり柄のピッチが大きすぎないもののほうがバランスよく見えそうですね。それからマフラー自体のサイズも大きすぎないほうがいいかも。

寺田

なるほどなるほど。でも私、大判のマフラーって大好きなんですよね。包み込まれるような幸せ感がたまらなくて……それがカシミヤだったりするともう、うっとりですね。

四方

僕も大判好きなので、お気持ちはよくわかります。カシミヤの大判ストールは見た目にも高級感が際立って、格別にエレガントなんですよね。

寺田

うんうん。ちなみに身長が高い女性にはどんなマフラーがいいんですか?

四方

もし高身長をカバーする方向なら、シックな無地とか、控えめな色柄のものがいいでしょうね。

寺田

そうなんですね。さりげなく身長に合わせて似合うマフラーを選んでくれたら嬉しいかも。四方さんは、贈られて嬉しいマフラーってどんなものですか?

四方

やっぱり、素材がいいものをプレゼントしてもらえると気分が上がりますね。カシミヤなんかは最高です。あとさっきも少し言いましたが、個人的には小さいものより大判・中判が好み。いろんな巻き方を楽しめるのも魅力的なんですよね。それから今年の気分も交えて考えるなら、ペールトーン系が欲しいですかね。ニットでも淡い色のものが注目されていますが、それをマフラーで取り入れるのもお洒落かなと。

寺田

確かに新鮮! ちなみに、四方さんが男性向け、女性向けにおすすめをピックアップするならどのあたりですか?

女性へのプレゼントにおすすめな3枚
女性に贈るなら、やっぱり大判が喜ばれると思います。一本目に選ぶなら「WA56 Woven Stole(Dark Navy):中」みたいな、落ち着いた色の方が良いんじゃないでしょうか。「WA56 Woven Stole(Macleod of Lewis):右」は上級者な感じがしがちですが、意外とクラシックな柄で使いやすいんです。3本目で選ぶとしたら、上級者でしょうから「WA56 Woven Stole(Windowpane Check):左」のような大柄で、巻き方にもこだわる方には喜ばれるかもしれません。

四方

女性向けなら、一番ベーシックなところで大判の無地。それかこのタータンチェックも定番感があっていいですね。より個性的なものを狙うなら、この水色のチェック柄でしょうか。

寺田

イエローのタータンチェックより、ベージュとブルーのチェックのほうが個性派なんですね。パッと見、イエローベースのほうがレベル高そうに感じてしまいますが……

四方

イエローのものはトラディショナルなタータンチェック柄なので、実はベーシックに位置づけられる柄なんです。それと、柄色に黒が入っていますよね? これがネイビーやブラックなど定番色のコートによく合うんです。アウターとマフラーの合わせは、服の色をマフラーの柄色とリンクさせるのが基本。その点、このマフラーは柄色が黒なので、アウターの色とリンクさせやすいというわけなんです。

寺田

なるほど! 前々からチェック柄のマフラーってどうコーディネートすればいいんだろうと疑問だったのですが、謎が解けました。

四方

ちなみにベージュに水色チェックのものはシンプルでながら、実はかなりモダナイズされたデザインです。なので、巻いたときのアクセント効果が高いといえますね。

寺田

では、男性向けのプレゼントとしておすすめなのは?

男性へのプレゼントにおすすめな3枚
贈る相手がカシミヤのストールを持っていなければ、まずはカシミヤの良さが実感できる「WA16 Woven Scarf(Granite):右」がおすすめです。もうベーシックなカシミヤストールを身に着けている人(2本目以降)には、オンオフ問わずに使いやすい柄物として「WA57 Woven Scarf(Modern Black watch):中」はいかがでしょうか。個人的には「Knitted Tubular Scarf(Dark Navy / Amber):左」も是非おすすめしたいですね。この3種類あれば、どんなアウターでも合わせられると思います。

四方

ベーシックなら無地かタータンチェック。これはウィメンズと一緒ですね。ただサイズに関しては、男性に贈るなら細幅〜中判が手堅いところでしょう。個人的には大判が好きなのですが、慣れない方にとっては少し巻くのが難しく感じるかもしれません。そして、ダークホース的におすすめしたいのがこのニットマフラー。

寺田

これはあまり見ない形ですね! セーターのようなニット素材で、イエローとネイビーのリバーシブル。そしてサイズがかなり小さい……これ、どうやって巻けばいいんですか?

四方

これはズバリ、“何も考えなくてヨシ!”です。大きさ的に、首元でひと結びする巻き方しかできないのですが、それが逆にいい。テクニック不要で、とにかく巻くだけで成立しますからね。見慣れないアイテムなので上級者向けかと思いきや、実は巻き物初心者の方にこそおすすめなんです。

寺田

そういうことなんですね。ちなみに先ほどの“マフラーはアウターの色を拾うべし”というセオリーからすると、これは片面がネイビーなのでネイビー系アウターとベストマッチ……ということ?

四方

そのとおりです。グレーやブラックにも合いそうですね。つまりベーシックアウターなら大抵なんにでも合うんです。

寺田

ヒネリが効いているけど使いやすい! ということなんですね。ちなみにこのニットマフラー、ビジネス使いもアリですか?

四方

クラシックなスーツスタイルの場合は普通のカシミヤマフラーのほうがいいと思いますが、最近増えているセットアップにスニーカーみたいなビジカジスタイルにはぴったりじゃないでしょうか。

四方さん&寺田さんが選んだ
「贈られたいのはこの一本」

――それではここまでのお話もふまえて、四方さん・寺田さんにそれぞれ“自分が贈られて嬉しいのはこの1本”というマフラーをピックアップいただきたいのですが、お二人の選択は?

寺田

私はこれ「WA56 Woven Stole(Blue Tartan)」ですね。上質なカシミヤで、今年旬のペールトーン、いろんなアウターに合う濃いネイビーが入ったチェック、小柄でも似合う大きすぎない柄! 実は四方さんがデザインした別注モデル……ということは先ほど聞いたのですが、忖度したわけじゃありませんよ(笑)。本当にこれが気に入りました。

四方

気に入っていただけて何よりです! 男性にも女性にも使っていただけるようにデザインしたので、シェア使いしていただいてもいいと思います。僕は先ほどのチョイスとカブりますが、この「Knitted Tubular Scarf(Dark Navy / Amber)」ですかね。大判が好き、という先ほどの言葉と逆になっちゃいましたが(笑)。とにかく、この力の抜けた感じが見るほどにツボで、首元に新鮮さを演出したいとき大いに使えそうです。ただ、これで上質なカシミアというところが重要。遊びがあるけれどハイクオリティであるあたりが、心を込めたプレゼントにぴったりではないでしょうか。

寺田

確かに。上質であることもいいプレゼントの条件ですよね。その点ジョンストンズ オブ エルガンはイギリスの名門という安心感がありますし、贈る側の立場からすれば“ハズさないプレゼント”の代表格だと思います。

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Text Hiromitsu Kosone 
Photo Yoko Tagawa

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